3×3EYES(27)
アンダカに取り残された八雲だったが、アマラの思念体に助けられ、ベナレスの呪的命綱をたどって元の世界へ戻ることが出来た。
ベナレスはパイを岩城島に幽閉し「人化の法」の準備を進めていた。
東京湾の底へ沈んだアマラを探す八雲だったが、すでにベナレスの手下がウシャスを連れ去ろうとしていた。
ラートリーは体調のすぐれぬウシャスの代わりに自ら囮となる。
シヴァはウシャスの息子だった。
自分の息子が忌み嫌う鬼眼王になっていたことにショックを受けるウシャスだったが、シヴァを助けたいと願う。
ウシャスとアマラは八雲と共に聖地へと向かう。
パイとウシャスが揃い、このままでは人化の法が行われてしまう! 八雲はシヴァを倒そうとするが、ウシャスは人化の法に臨む、と言い出す。
鬼眼王は復活してしまうのか!?ついに始まってしまった人化の法を、もはや止めることはできない。
ウシャスはたとえシヴァが死ぬ事になろうとも、シヴァに入り込んだ破壊神達を追い払い、自らが鬼眼王になろうとする。
しかし、シヴァに操られているパイにウシャスは攻撃され、このままでは人化の法が完遂してしまう! パイをかばって自らを盾に邪法を阻止しようとする八雲をベナレスが襲う!人化の法が完遂する直前、三只眼の複製であるラートリーは身代わりとなってパイを救った。
ウシャスとラートリーの精で劣化した体を補い復調してしまったシヴァ、もはや八雲たちに勝ち目は無いと思われたが、ラートリーが加わった事で人化の法は不完全だった。
崩れて粉々になっていく鬼眼王だったが、まだ死んではいない。
八雲たちの元へ再び鬼眼王の手下が現れる。
世界各地で細胞変質病と命名された怪病が流行し始める。
外見は怪物のようになってしまうが、毒物もウィルスも検出されず、変化の原因がわからない。
そして、怪病と鬼眼王の関係を追う八雲に、新たな妖魔が立ちはだかる。
人間の武器が通用するはずもなく、警察も自衛隊もなす術がない。
通信は遮断され、日本中が大混乱となる。
危険を承知で八雲は聖地へと向かう…!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60009709